【読書日記3】羽海野チカ「３月のライオン」　１５巻

こんにちは、きいまです。

羽海野チカさんの「３月のライオン」15巻が発売されました！と言っても実は去年の12月に発売されていたのですが、気づかず読むのが今になってしまいました。今更ですが感想を書きたいと思います。

f:id:kiiiima:20200229224535j:plain — 「３月のライオン」15巻　女の子なしの渋めの表紙

15巻はなんと言っても零とひなたの関係が見どころですよね！とてもかわいらしくてあったかくて、羽海野チカさんらしい展開でした。読者がみんな、零とひなたのやりとりを見守っている気分だったのではないでしょうか。長くかかってこのまま関係が変わらないんじゃないかと思ったりもしましたが（笑）、やっと前に進んだ姿が見られてよかったです。

そんなほんわかした展開からひりひりするような将棋の対局場面が続きます。あづにゃんや田中さんという新しくて濃いキャラクターも登場して、零がまた悩みはじめました（笑）あかりさんやひなたという居場所を見つけ、将棋と同じくらいに大事なものを見つけたからこその恐怖があるのでしょうね。それを力に変えていつか宗谷さんと戦ってほしいです。

あかりさんの銀座物語？というクスッと笑える小ネタもありつつ、零とひなたの関係や将棋の張り詰めた対局と盛りだくさんの15巻でした。羽海野さんの飼い猫のブンちゃんやご両親のことなども描かれていて羽海野さんが心配ですが、身体に気をつけてこれからも「３月のライオン」を続けていってほしいです。

中々進まない物語ではありますが、ゆっくりじっくり楽しめる漫画ですね！次の巻も楽しみです！