祝20周年!!矢井田瞳のライブに行ってみた
こんにちは。今日は20周年を迎えた矢井田瞳のライブに行ってほしい!というお話です。
何で今更、矢井田瞳?という方もいるかもしれません。そんなわたしも彼女の存在は長い間頭の片隅に追いやられていました。他のさまざまな音楽に心をうばわれてすっかり矢井田瞳の音楽が好きだということを忘れていました。
久しぶりのヤイコの音楽
そんなわたしがなぜ矢井田瞳のライブに行ってほしい!などというのかというと、話は少し前になりますが1920のカウントダウンジャパンに彼女が出演していたことがきっかけでした。他のバンド目当てでカウントダウンジャパンに遊びに行っていたのですが、ちょうどその時のタイムテーブルには他に目当てのバンドはおらず、中学・高校にかけてとても彼女が好きだったことを思い出して見に行きました。彼女の歌を聴くこと自体が久しぶりで、「ああやはり彼女の歌が好きだ」となるのか、はたまた「今はあまり心が躍らないな」となるのか期待と不安が入り混じった少し複雑な気持ちで出番を待っていました。いざ矢井田瞳が出てきた時には「あのヤイコだ!」と一瞬でうれしくなりました。遠目に見ているというのもありますが、わたしが好きだったあの頃の彼女と何も変わっていないような気がしました。
ちょっとした違和感
ただ音楽が始まってから何かが違うと思うのです。というより登場した時から昔とは違っていました。登場したのはギターを持った矢井田瞳と同じくギターを持った男性二人。ギターはエレキではなくアコースティックギター。ヤイコといえばエレキをガンガンかき鳴らすイメージがありました。演奏が始まると、昔ファンだったわたしはこの歌知っている!好きだった曲だ!となるのですが、アレンジされていて昔の尖がっていたり歪んでいたり痛々しかったりするイメージとは少し離れていて「ヤイコってこんなんじゃないなあ」と思いたくないのに思ってしまう。でも悪くはないし、嫌いではない。ただ昔とは違うだけ。そういえばわたしが矢井田瞳の音楽からはなれたのも『colorthythm』というアルバムがとても優しくてこれまでの曲たちとは何か違っていて好きになれなかったからでした。(歌手やバンドを追っかけているとよくあるやつです)矢井田瞳から離れてしまった理由を思い出してしまったりしながら好きな曲たちが演奏されるのを聞いていました。一緒にいた友人には「全部曲わかった!」と喜びつつも素直にまた絶対にライブに行きたいとは思えずにいました。
CDJから帰ってきて日常に戻る
またしばらく矢井田瞳のことは忘れていました。ただ何となくインスタを見ていてまた何となく矢井田瞳をフォローしてみようと思いフォローしてみました。フォローしてみて思ったのはかわいいなあということ。年齢を調べてみたら41歳でいい感じに年を重ねているな、なんて音楽とは全く関係のないことを思ったり。でもそこで彼女がデビューしてから20年たつことと(CDJでも言っていたかもしれませんが)、アルバムを出すことや20周年のツアーをやることを知りました。昔とは違うと思いながらも未練があったのでしょうか(笑)、amazonでどんなアルバムなのか見てみたり、チケットは売り切れてるのかなとか見てみたりしていました。わたしが見ていた時にはツアーのチケットは売り切れていて、ライブには行けないなあと思っていたら、運よく追加公演が来ました!今年はいろいろなアーティストのライブに足を運んでみようというひそかな目標がありましたので、迷いながらもチケットをポチり。
やっと本題『keep goig tour』
そんなこんなでやっと矢井田瞳のライブに行くことになりました。場所は浜離宮朝日ホール。初めて行く会場です。金曜日にも関わらず、開演時間が18:30と早かったので築地駅からかなり早歩きで浜離宮朝日ホールを目指します。
間に合わないかと思いつつ着いてから少し時間があったので、会場にあったヤイコダルマなるものを写真におさめ、机の前で何やら写真を撮っている人たちを横目に見ながら会場へ。(後でヤイコがいいともに出演した際の名札?が置かれていたとわかりました)
会場はコンサートホールのようなところで天井がとても高くてクラシックが流れていそうなとてもきれいな場所でした。まず感じたのは拍手の美しさ。他の場所とは全く違うように感じられました。
某サイトから引っ張ってきたセットリストを書きます(笑) まだツアーが続いているのでセットリストや感想を見たくない方や読み飛ばしてください。
1.How?
2.Ring my bell
3.マワルソラ
4.いつまでも続くブルー
5.I'm here saying nothing
6.my Sweet Darlin'
7.Look Back Again
8.Over the Distance
9.Buzzstyle
10.ねえ
11.MOON
12.アンダンテ
13.未完成のメロディ
14.一人ジェンガ
15.B'coz I Love You
16.Go my way
17.Life's like a love song
アンコール
18.手と涙
19.チェイン
20.Cheer for you
結論から言うととてもいいライブでした。あんなにいろいろ言っておいて何ですが、昔は昔でよかったけれど、今は今で曲の良さを失わず、進化しているんじゃないかと思ったのです。曲の懐かしさだけでは終わらない、また新たな矢井田瞳の音楽の楽しみ方があるような気がしました。慣れてくればアコギの音やギターのボディをたたく音も心地よく聞こえて、会場の響きの良さも相まって贅沢な時間を過ごしているなあと感じました。
特にヤイコのピアノとMIZちゃんのヴァイオリンで奏でられた「Over the Distance」」は圧巻でした、鳥肌ものです。また浜離宮朝日ホール限定?のマイクなしでの「手と涙」。ヤイコの声ってこんなに優しいんだと改めて思いました。
矢井田瞳の20周年を楽しみたい
やはりまたヤイコの曲を聴きにいきたいなあ。20周年いろいろやってくれるようなので、というかすでにもういろいろなイベントにも参加が決定していたり、別のツアーが同時進行で行われているようなので、ぜひまたいつか遊びに行きたいと思います。
昔ヤイコが好きだった人も、あまり知らない人もヤイコの20周年を楽しもう!
わたしはまず『keep going』のアルバムを買わなくてはいけないな、ファンとして。
最後まで読んでくださりありがとうございました。またね。